今日は、私が会長を務めている相撲クラブに息子と行ってきました。
息子は現在は引退していますが、中学生までこの相撲クラブで大変お世話になりました。
ちなみに私が会長になったのは、前会長がお亡くなりになったことがきっかけでした。
誰かがやらなければならない中で、順番を決めたり、押し付け合ったりするのも嫌だったので、それなら自分が「やらせていただきます」と手を挙げました。
そんな立場で今の子どもたちの稽古を見ていると、
「昔はこんな感じじゃなかったな」
と思うこともあります。
以前はとても強い相撲クラブでした。
息子がお世話になっていた頃も、全国ナンバーワンとまではいきませんでしたが、全国でもそこそこ名前を知っていただける選手になりました。
しかし、最初から順調だったわけではありません。
相撲を始めたばかりの頃には、思うようにいかず、いろいろと悩んだ時期もありました。
それでも続けてきました。
そして今振り返ると、続けてきたからこそ今の息子があるのだと思います。
息子がクラブに通っていた頃には、先輩たちが稽古に来て胸を出してくれることがありました。
それを見て育った息子が、今度は後輩たちに胸を出す立場になっています。
その姿を見ていると、
「続けてきて良かったな」
と改めて思います。
そしてもう一つ、うれしかったことがありました。
クラブの子どもたちが息子に、
「先輩、先輩」
と声を掛けてくれていました。
その様子を見ながら、親である私自身も「本当に優しい子に育ってくれたんだな」と改めて感じました。
人生も同じなのかもしれません。
良いことばかりが続くわけではありません。
かといって、悪いことばかりが続くわけでもありません。
苦しい時には、「何のために続けているんだろう」と思うこともあります。
でも、その時には分からなかった意味が、何年も経ってから分かることがあります。
教えてもらっていた人が、今度は教える側になる。
支えてもらっていた人が、今度は誰かを支える側になる。
続けるということは、自分自身が成長するだけではなく、受け取ったものを次の人へ渡していくことなのかもしれません。
今日、息子と相撲クラブに行ったことで、そんなことを感じました。
これまで良いことも、思うようにいかないこともたくさんありました。
それでも、とにかくここまでやってこられて良かった。
今日感じたことを、これからの自分自身の人生にも活かしていきたいと思います。
続けてきた時間に無駄はない。
その意味は、続けた先で分かるのかもしれません。
