頼ってもらえることも、一つの答えなのかもしれない

47歳からの気づき・学び

今日は夕方まで事務処理。

雨も降っていたこともあり、なんとなくダラダラしてしまう時間を繰り返していました。

このままではいけない。

「少しでも歩こう」

そう思い、16時過ぎから17時30分頃まで散歩へ出かけました。

そして家に着く少し前、現在私が会長を務めている相撲クラブの主将から連絡が入りました。

「渡したいものがあるので、家に行ってもいいですか?」

ちょうどその子の家が帰り道だったので、それなら私が寄るよと伝え、そのまま自宅へ向かいました。

そこで渡してくれたのが、全中(全国中学校相撲選手権大会)のタオルでした。

これは、私にとってとてもうれしいお土産でした。

なぜなら、今年で全中自体がなくなるからです。

つまり今回のタオルは、今年の大会の記念というだけでなく、「最後の全中」の記念品でもあります。

食べ物のお土産も、もちろんうれしい。

でも食べたらなくなってしまいます。

タオルなら、大切に使えば何年も残るし、使わずに取っておけば一生の記念になるかもしれません。

実は3年前、息子が全中に出場した時にも同じようなタオルを持ち帰っています。

その時は購入する際にお願いして、息子の名前を無料で入れてもらいました。

今回いただいたものに名前が入っているかは、まだ確認していません。

でも、そんなことよりも、

「最後の全中で、私のことを思い出して買ってきてくれた」

そのこと自体が、何よりうれしく感じました。

もちろん、本人がどういう意味で私に渡してくれたのか、本当のところは分かりません。

でも、もし私のことを本当に嫌いだったら、わざわざ今日のようなことはしてくれなかったのではないか。

そんなふうにも思いました。

これまで私なりにこの子たちに関わり、やってきたこと。

それが正しかったのか、子どもたちにとって良かったのかは、自分では分かりません。

でも今日の出来事を通して、

「少しはこの子たちのためになれていたのかな」

と思うことができました。

そして今日は、もう一つ人との関わりについて考える出来事がありました。

地元の区長さんから手紙をいただきました。

私は現在、特別な役職をいただいているわけではありませんが、ある方の補佐役のような立場で地域に関わっています。

その区長さんは、地域に関することや行事などがあるたびに、いつも丁寧に手紙をくださいます。

今回も、9月から子どもたちの見守りをお願いされたり、次期役員の補佐役になってほしいというお話をいただきました。

人によっては、

「また頼まれた。面倒だな」

と思うこともあるかもしれません。

でも私は、不思議とそうは思いません。

むしろ、

「自分も少しは地域の役に立てているのかな」

「頼っていただけるだけのことを、これまで少しはやってこられたのかな」

と思えて、ありがたく感じます。

そして今回の手紙を読みながら、改めて感じたことがあります。

それは、今の区長さんの「物事の伝え方」です。

ただ、

「これをお願いします」

だけではありません。

なぜそれをお願いするのか。

今どういう状況なのか。

これからどうしていきたいのか。

こちらが疑問に思いそうなところまで一つひとつ掘り下げ、先回りするように丁寧に話を進めてくれます。

言ってみれば、話に「隙がない」。

ただし、それは相手を言いくるめるような隙のなさではありません。

相手がきちんと理解し、納得したうえで動けるようにするための、丁寧さから生まれる隙のなさ。

私はそこが、とても勉強になります。

仕事でも地域活動でも、人に何かをお願いすることはたくさんあります。

自分では説明したつもりでも、相手からすれば、

「それはなぜ?」

「その後はどうなるの?」

「自分は何をすればいいの?」

と、分からないことが残っているかもしれません。

そこまで考えて話せる人になれば、相手も安心して動くことができる。

今の区長さんの物事の進め方を見ていると、自分もまだまだ学ばなければならないと感じます。

個人的には、ずっと今の区長さんに続けてもらいたいくらいです。

しかし、役割は輪番制とのこと。

だからこそ今のうちに、良いところをたくさん見て、吸収しておきたいと思います。

今日は、

「最後の全中」のタオルと、区長さんから届いた一通の手紙。

まったく違う二つの出来事がありました。

でも私の中では、どこか一つにつながっています。

それは、

「人から頼ってもらえること、人から思ってもらえることは、決して当たり前ではない」

ということです。

自分がこれまで人にしてきたことが、本当に良かったのか。

その答えは、自分ではなかなか分かりません。

でも時々、今日のような出来事がある。

誰かが自分のことを思い出してくれる。

何かを渡したいと思ってくれる。

何かをお願いしたい、頼りたいと思ってくれる。

それも、自分がこれまでやってきたことに対する一つの答えなのかもしれません。

今日いただいたタオルは、大切にしたいと思います。

そして区長さんから学んだ「相手が安心できる伝え方」も、自分の中に残していきたい。

ダラダラと始まってしまった一日でしたが、最後にはとても大切なことを二つもいただいた一日になりました。

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