仕事をしていれば、当然ながら利益を出すことは大切です。
生活をしていくためにも、事業を続けていくためにも、お金は必要です。
しかし私は常々思っていることがあります。
本当の報酬とは、人様のお役に立つことができた時に得られるものではないか。
ということです。
自分だけ良ければ、それでいいのか
自分が得をしたい。
自分が儲かればいい。
自分の仕事さえうまくいけばいい。
そう考えてしまうことは、誰にでもあると思います。
私にも当然あります。
しかし、それだけを考えて仕事をしていても、長くは続かないのではないでしょうか。
一時的には利益を得られたとしても、相手のことを考えず、自分の利益ばかりを優先していれば、いつか人は離れていくような気がします。
仕事は一人ではできません。
お客様がいて、協力してくれる人がいて、支えてくれる人がいる。
だからこそ、**「自分に何が得られるか」よりも「自分は何を与えられるか」**を考えることが大切なのではないかと思います。
人様のお役に立つことから仕事は始まる
営業の仕事をしていると、どうしても「契約をいただきたい」という気持ちが先に出てしまうことがあります。
もちろん、契約をいただかなければ仕事にはなりません。
しかし、お客様からすれば契約することが目的ではありません。
その提案によって何か良いことがあるから、契約していただけるのだと思います。
だったら最初に考えるべきなのは、
「どうしたら契約してもらえるか」
ではなく、
「この方のお役に立つためには、何ができるだろうか」
なのかもしれません。
相手の立場になって考え、自分のできることを精一杯やる。
その結果として「ありがとう」と言っていただけた時、私はお金とは違う大きな報酬をいただいているように感じます。
「ありがとう」は目に見えない報酬
もちろん、きれいごとだけでは仕事はできません。
人様のお役に立ったからといって、すぐに利益につながるとは限りません。
何も返ってこないことだってあります。
それでも、その行動は本当に無駄なのでしょうか。
私はそうは思いません。
人からいただいた「ありがとう」。
そこで生まれた信頼。
新しくつながったご縁。
そして、「少しは人様のお役に立てたのかな」と自分自身が感じられること。
こうしたものも立派な報酬ではないでしょうか。
そして不思議なもので、すぐには何も返ってこなくても、巡り巡って別の形で返ってくることもあります。
だからこそ、目先の損得だけで物事を考えないようにしたいと思っています。
他を思う気持ちを忘れない
自分の人生ですから、自分のことを大切にするのは当然です。
しかし、自分のことだけを考えて生きるのではなく、
家族のため。
お客様のため。
仲間のため。
自分と関わってくださる人のため。
ほんの少しでも「他を思う気持ち」を持って行動する。
その積み重ねが信頼になり、ご縁になり、いつの日か仕事や人生にも返ってくるのではないでしょうか。
人様のお役に立った先に、本当の報酬がある。
私はこれからも、そんな気持ちを忘れずに仕事をしていきたいと思います。
まだまだ自分自身、できていないことばかりです。
だからこそ、そうありたいと思い続けることも大切なのかもしれません。
今日もまた、一歩ずつです。

