飛び込み営業をしていると、
かなりの確率で出てくる言葉があります。
「ちょっと検討します」
営業を始めた頃の自分は、
これを言われると期待していました。
「少し興味持ってくれたのかも」
「あとで連絡来るかもしれない」
でも現実は、ほとんど来ません(笑)
正直に言うと、
「検討します」は断り文句として使われることがかなり多いです。
相手も悪気がある訳ではなく、
・はっきり断るのが申し訳ない
・忙しい
・その場を終わらせたい
そういう理由も多いと思います。
だから、
言葉だけを真に受けると結構キツいです。
ただ、続けていると分かることがあります。
同じ「検討します」でも、
空気が全然違うことがあるんです。
例えば、本当に興味がない場合。
・会話が短い
・目線が外れている
・早く終わらせたい感じが出ている
この時の「検討します」は、
かなり厳しいです。
逆に、少し可能性を感じる時は違います。
・質問が出る
・金額を確認してくる
・掲載場所を気にする
・考える間がある
この場合は、
本当に検討していることがあります。
自分が昔よくやってしまっていたのは、
「押し過ぎ」です。
少し反応が良いと、
なんとかその場で決めてもらおうとしてしまう。
でも実際は、
そこで一気に警戒されることも多かったです。
特に看板の話は、
その場ですぐ決断する人ばかりではありません。
会社に確認する人もいる。
家族に相談する人もいる。
だから、
“少し考える時間”が必要な人も普通にいます。
今は、「検討します」と言われた時に、
以前より相手の空気を見るようになりました。
言葉より、反応。
そこを意識すると、
少しずつ違いが分かるようになります。
そしてもう1つ大事なのは、
追い過ぎないこと。
営業をしていると、
「あと1回押せば決まるかも」と思ってしまう。
でも、押し過ぎると逆効果になることもかなり多いです。
結局、営業って
“話す力”だけじゃないと思っています。
引くタイミング。
空気を見ること。
相手の温度感。
そういう部分もかなり大きい。
今でも「検討します」で終わる案件はたくさんあります。
でも、その中に本当に繋がる案件が混ざっていることもある。
だから最近は、
単純に言葉だけで判断しないようになりました。
飛び込み営業は、
断られることの方が圧倒的に多い仕事です。
でも、その中で少しずつ
“見える感覚”みたいなものが増えていく。
それが、この仕事の難しさでもあり、
面白さなのかもしれません。
